世界中で使えるクレジットカード
国際ブランド
全世界に加盟店があって、どこの国でも使えるクレジットカードは、以下の 5 種類です。
- JCB
- ビザ VISA
- マスターカード MasterCard
- アメリカンエキスプレス
- ダイナースクラブ
これらは、国際ブランドとも呼ばれます。
日本のクレジットカードのうち、国際ブランドは JCB だけになります。
現在では、ほとんどのクレジットカードが国際ブランドと提携しているので、クレジットカードの表面に国際ブランドのどれかのマークが記載されていると思います。
そして、そのクレジットカードは、世界中どこの国でも使うことができます。
国際ブランドの条件
国際ブランドになるには、3 つの条件があります。
- 海外で加盟店を獲得できる
- 各国間の信用決済システムが構築されている
- 24 時間の承認体制が整備されている
これらの基準を満たすクレジットカードは 5 つしかありません。
国際ブランドのシェア
5 つの国際ブランドのうち、ビザ VISA とマスターカード MasterCard が全体の 8 〜 9 割を占めていて、残りを JCB とアメリカンエキスプレスとダイナースクラブで分け合っています。
国際ブランドは世界中どこでも使えますが、以下のようにそれぞれ強い地域や国があります。
| 国際ブランド名 | 強い地域や国 |
|---|---|
| ビザ VISA | アメリカや東南アジア |
| JCB | アジア |
| マスターカード MasterCard | ヨーロッパやアフリカ |
| アメリカンエキスプレス | アメリカ |
| ダイナースクラブ |
国際ブランドの 2 つの特徴
5 つの国際ブランドは、2 つの特徴により分類することができます。
- 決済システムの構築に力を入れているカード
- ビザ VISA
- マスターカード MasterCard
- 旅行やエンターテインメントに力を入れているカード
- JCB
- アメリカンエキスプレス
- ダイナースクラブ
日本で国際ブランドが普及するまで
1980 年代中盤に、日本では海外旅行ブームが起き、国際ブランドが普及しました。
1987 年以前のビザ VISA とマスターカード MasterCard の日本の発行権は、それぞれ以下の銀行系クレジットカードが持っていました。
- ビザ VISA
- VISA ジャパングループ(住友クレジットを中心)
- マスターカード MasterCard
- ユーシーカード UC
- ミリオンカード MC
- ディーシーカード DC
1987 年にビザ VISA は、以下のノンバンクにもライセンスを与えます。
- 日本信販
- セゾン
- オーエムシー OMC
その後、ビザ VISA とマスターカード MasterCard の両方を発行できるデュアル発行が一般的になりました。
国際ブランドとフランチャイズ制
フランチャイズ制とは、「メンバー(金融機関など)に、イシュアー(クレジットカード発行会社)とアクワイアラー(加盟店契約会社)の権利を与えること」です。
- ビザ VISA とマスターカード MasterCard
- フランチャイズ制
- アメリカンエキスプレスとダイナース
- 自社でクレジットカード発行と加盟店契約
- JCB
- 基本的には、自社でクレジットカード発行と加盟店契約
- 一部フランチャイズ制
