クレジットカードと中国
中国で発行されているカード
中国で発行されているカードは、大きく 2 種類あります。
- 国内カード
- 人民元での決済
- クレジットカードではなく、ATM カード兼デビットカード
- 審査が不要のデビットカードは、発行されている
- 審査が必要のクレジットカードは、信用情報機関が上海にしかないので発行されていない
- 国際カード
- 外貨と人民元の両替が認められていないので、ほとんど利用されない
クレジットカードと香港
中国本土に比べて香港ではカードが多く利用され、その中心はデビットカードではなくクレジットカードです。
発行枚数の面では既に成熟しており、税金や公共料金などの支払増加が注目されています。
ソニーのフェリカを基盤とした非接触型 IC カード「オクトパスカード」も定着しており、当初は交通機関だけでしたが、現在はコンビニやレストランや自動販売機などでも利用できます。
他にも、1996 年には以下の電子マネーが発行されています。
- 中国銀行グループの「VISA キャッシュ」
- 香港上海グループの「モンデックス」
中国のゴールデンカードセンター
1990 年代前半に、中国中央銀行はゴールデンカードセンターを全国 16 ヶ所に設立しました。
ゴールデンカードセンターは地域間や銀行間の取引をするためではなく、地域毎の現金自動預払機 ATM 運用を円滑にするためのものです。
発行された ATM カードは、同じ地域であればどこでも利用できましたが、各ゴールデンカードセンターは、ソフトウェアやプロトコルを独自開発しており、互換性がありませんでした。
中国のチャイナ・ユニオン・ペイ
2001 年、中国中央銀行は各ゴールデンカードセンターの取引決済方式とプロトコルを標準化することを決定しました。
そして 2002 年 3 月、中国政府が上海にチャイナ・ユニオン・ペイを設立しました。
チャイナ・ユニオン・ペイは以下を目的としており、ビザ・インターナショナルの全面支援を受けています。
- 全国規模の銀行間決済センター
- 「Yin Lian」ブランドによる加盟店ネットワーク
中国の WTO 加盟
2001 年の中国の WTO 加盟に際し、以下などの条件が課せられました。
- 外資系銀行の参入認可
- 外為法の改正
- クレジットカードの外資系銀行による発行
- 人民元の両替解禁
- 地域制度の撤廃
6 つの外資系銀行が中国国内の一部の都市で外為リテールの許可を得て、2007 年にはクレジットカードが発行されることになっています。
