スキミング
スキミングとは、「クレジットカードやキャッシュカードの磁気情報を盗むこと」です。
- 接触式スキミング
- スキミング
- 1980 年代以降
- 正規のカードリーダー以外に、スキミング用の装置を通す
- 仕掛式スキミング
- 1995 年以降
- カードリーダー内にスキミング用の基板を組込んで、データを蓄積してから回収する
- スキミング
- 無線式スキミング
- 2002 年以降
- ATM と銀行のホスト・コンピューターを結ぶ電話回線に傍受装置を設置して、送信機から受信機へと飛ばす
- 非接触式スキミング
- 2003 年以降
- 満員電車内などで、非接触式スキミング用の装置を近付けてデータを得る
クレジットカードやキャッシュカードを金属で覆うことにより非接触式スキミングを防止できますが、アルミニウムなどの非磁性体(透磁率が 1 に近い物質)は磁気の吸収が少ないので、ステンレス製のカードケースに収納しておけばよいでしょう。
スキミング用の装置は、秋葉原などで安く入手できる部品で簡単に作れるそうです。
- 磁気読取ヘッド
- アンプ
- メモリ
- 電池
クレジットカードやキャッシュカードの磁気情報を解読する「スクランブル解読プログラム」も、広く出回っているようです。
日本クレジット産業協会によると、クレジットカードの不正使用は以下の通りです。
| 年度 | 被害総額 | 被害総額のうち偽造カード被害額(割合) |
|---|---|---|
| 1999 | 271.7 億円 | 91.0 億円 (33.5 %) |
| 2000 | 308.7 億円 | 140.2 億円 (45.5 %) |
| 2001 | 275.7 億円 | 146.4 億円 (53.1 %) |
| 2002 | 291.4 億円 | 165.0 億円 (56.6 %) |
| 2003 | 271.8 億円 | 164.4 億円 (60.1 %) |
| 2004 | 186.4 億円 | 105.6 億円 (56.7 %) |
| 2005 | 150.4 億円 | 83.4 億円 (55.5 %) |

2004 年度以降に偽造カード被害額は急減しているのは、対策が徹底したのではなく振り込め詐欺に移行したものと考えられています。
